排卵誘発(低刺激~高刺激)

検査・治療

排卵誘発とは

遅延排卵や排卵障害などの卵胞発育不全の症例に対し卵胞発育を促し排卵の確率を高めます。また、その結果形成される黄体の機能改善を図ります。

治療の流れ ~排卵誘発を行った場合~

排卵誘発剤の使用を検討生理1日目~5日目

この間に来院し排卵誘発剤の使用を検討します。

排卵誘発を実施生理5日目~14日目

経口薬の場合は服用開始後、超音波検査日まで来院の必要はありません。hMG/rFHS注射誘発の場合は注射回数分の来院が必要になります。来院が難しい場合は自己注射も可能です。

超音波検査生理10日目~12日目

卵胞が順調に(正しく)成長しているかを超音波で確認し排卵日を予想特定することでタイミング指導を行います。超音波だけでは卵胞の成長が把握できない場合は採血検査によりエストロゲン(E2)を測定しより正確な排卵日を予測します。

LHサージ誘起生理12日目~13日目(排卵36~40時間前)

卵胞の成長に伴い分泌されるエストロゲン(E2)の上昇により、排卵を促すLH(黄体形成ホルモン)が急激に上昇することをLHサージといいます。このLHサージ後、排卵がおこります。

自然にLHサージを起こす場合

この時期の来院は不要。

確実にLHサージを起こす場合

hCG注射か、点鼻薬(スプレキュア)を用いる。
詳細はLHサージ誘起参照。

性交渉をもつ生理13日目~14日目

超音波検査後、医師から指導された日に性交渉をもって下さい。

黄体補充療法生理14日目以降(排卵後)

受精卵の着床環境を整え、着床を維持するために黄体機能の正常化が必要です。

黄体補充を行わない場合(自然)

自然に様子をみます。

黄体補充を行う場合

自然に様子をみます。 向下垂体前葉ホルモン剤、卵胞+黄体ホルモン剤、黄体ホルモン膣坐薬、hCG注射、卵胞+黄体ホルモン注射、黄体ホルモン注射を用いる。
詳細は黄体補充療法参照。

妊娠判定生理28日目以降(生理予定開始日以降)

生理の開始予定日を過ぎても出血が認められない場合は採血でhCGホルモンを測定し妊娠を判定します。

排卵誘発で使用する薬品について

薬品名一覧を参照