大切な家族の物語を、夫婦の言葉で子どもに伝えるために。
AID・IVF-Dでお子さんを授かったご夫婦を対象とした、テリングの第一歩を支える会です。
- オンライン
- 会場
参加方法
01
会場・オンライン参加
ご夫婦でご参加ください
概要
| 場所 | 会場参加:SYDホール MAP オンライン参加:ウェビナー視聴用リンクをお申し込み後送付 |
|---|---|
| 費用 | 夫婦で8,000円(絵本作成費、送料込) |
| 来場特典 | 絵本のセリフ作りをその場で質問・相談できます。お茶菓子付き |
| その他 | 妊娠9週以降(出産後を含む)のご夫婦が対象です。絵本の原稿は、お子さんの出生後、名前が決まってからご入稿ください。入稿後3か月以内にご自宅へお届けします。 |
日程・お申込み
アプリ予約にログイン後、【説明会・勉強会】→【絵本作成会】をご予約ください。
参加費用のお支払い方法につきましては、お申し込み後にご案内いたします。
絵本作成会とは
提供精子でお子さんを授かったご夫婦にとって、テリング(出生について子どもに伝えること)は、大切だと分かっていても、「いつから始めればよいのか」「どのような言葉で伝えればよいのか」と迷うことの多いテーマです。
当院では、こうした悩みに寄り添い、子どものための安心できるテリングを支援する取り組みとして、年に1回「絵本作成会」を開催しています。
会では、AID・IVF-Dで生まれた3歳から成人までのお子さんを育ててきた先輩ご夫婦たちの体験談を通して、テリングの実際を学びます。その後、ご夫婦でお子さんに伝えたい言葉を考え、世界に一冊だけの絵本を作ります。家族が出会い、つながってきた物語を、温かく前向きに伝えるための絵本です。
絵本作成会で大切にしていること
「気づいたら知っている」環境をつくる
子どもが「親子は血がつながっているもの」という社会の一般的な考え方に触れる前から家族の成り立ちを伝え、「これが私たち家族の当たり前」と自然に受け止められる環境を大切にしています。
子どもの成長に合わせて繰り返す
テリングは、一度話して終わりではありません。また、子どもはすぐに忘れることがあります。絵本があれば、子どもの成長に合わせて繰り返し伝えることができ、子ども自身が読み返すこともできます。
否定ではなく、温かい言葉で伝える
「お父さんとは血がつながっていない」といった否定の表現ではなく、夫婦が自分たちの言葉で、子どもに会いたいと願ったことや、家族としてつながるまでの物語を伝えます。
絵本作成会で得られること
絵本作成会は、絵本を作るだけの会ではありません。幼少期から成人後までテリングを続けた先輩家族の経験や専門家の助言をもとに、お子さんに伝えたい思いをご夫婦の言葉にする時間です。テリングへの不安を、家族の物語を伝える前向きな一歩へと変えていきます。
- 家族の物語を、世界に一冊だけの絵本にできる
- テリングの「最初の一歩」のハードルを下げられる
- 幼少期から成人後までのテリングの実体験を聞き、自分たちの言葉を考えられる
- 絵本のメッセージを医師・専門家・先輩ご夫婦に相談できる(会場参加のみ)
絵本作成会の流れ
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テリングについて学ぶ テリングをどのように捉え、どのような言葉で子どもに伝えていくのかをお話しします。 テリングは、父親と子どもに血のつながりがないことだけを伝えるものではありません。「私たちのところに生まれてきてくれてありがとう」「あなたは私たちの大切な子ども」という愛情とともに、家族が出会うまでの物語を伝えるコミュニケーションです。
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先輩パパ・ママの体験談を聞く 提供精子で生まれたお子さんを育てている先輩パパ・ママが、実際のテリング経験をお話しします。 年齢に応じた伝え方、お子さんの反応、日常の中で話すきっかけなど、実体験を通して具体的なヒントを学びます。
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シンポジウム 事前に参加者の皆さんから寄せられた質問をもとに、先輩パパ・ママや専門家がディスカッションを行います。
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ご夫婦で絵本を作る 配布された資料を使い、ご夫婦で相談しながら絵本に入れる言葉を考えます。 絵本のタイトルや、お子さんへの呼びかけ、提供者についての説明、最後に添えるメッセージなどを一つひとつ形にしていきます。会場には見本の絵本も用意しています。 会の時間内に完成しなかった場合は、ご自宅で続きを作成できます。完成した原稿は専用フォームから提出し、印刷・製本後にご自宅へお届けします。
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テリングを始めた後の不安を考える テリングを始めた後に生じやすい疑問や不安について、医師が解説します。 子どもの成長に伴って気になることや、将来子ども自身が自分の出自について考えるときに、家族としてどのように向き合っていくかを一緒に考えます。
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閉会のご挨拶 一日の内容を振り返り、閉会となります。
絵本づくりをテリングの第一歩に
テリングに、一つだけの正解はありません。伝える時期や言葉、お子さんの反応も、家族によってそれぞれです。
絵本作成会は、決まった伝え方を覚えるための会ではありません。絵本づくりを通して、ご夫婦が「私たちは子どもに何を伝えたいのか」を一緒に考え、テリングの第一歩を体感するための会です。
完成した絵本が、読み聞かせや日常の会話の中に自然に登場し、お子さんへ愛情と家族の物語を伝える一冊となることを願っています。
発起人・鴨下医師からのメッセージ
皆さん、どうか幸せでいてください。
幸せとは、いつも笑顔でいることではなく、家族に起こるさまざまな困難を、家族の力で乗り越えていく過程だと思います。
テリングの先にあるお子さんの反応や成長も、それぞれ異なります。家族ごとの物語を大切にしながら、当院も継続して皆さんを支援していきます。
※ 第2回絵本作成会「閉会の言葉」より一部抜粋・編集
これまでの開催状況
| 開催日 | 参加人数 |
|---|---|
| 2025年10月18日(土) | 会場 42名(21組)、オンライン 40名(20組) |
| 2024年11月23日(土) | 82名(41組) |
| 2023年8月20日(日) | 82名(41組) |
参加者の声
第3回絵本作成会の参加者アンケートでは、回答者全員が会全体について「満足」と回答しました。また、約88%の方が、参加前よりテリングへのハードルが下がったと感じています。
絵本づくりについて
- 絵本を作りながら、改めてわが子への思いを形にできた気がしました。告知という言葉に少し緊張していましたが、愛を伝える時間なのだと感じました。
- 自分たちの家族の物語を、自分たちの言葉で「これなら伝えられる」と思える絵本にできました。夫婦で改めて話すきっかけにもなりました。
- 世界に一冊だけの特別な絵本を作ることができ、早く子どもに読んであげたいと思いました。
先輩家族の体験談について
- 年齢に応じた伝え方や子どもの反応を具体的に聞くことができ、これからの家族の姿をイメージしやすくなりました。
- タイミングや言葉だけでなく、日々の関わりや信頼関係が大切だと学びました。私たちなりのテリングを考えるうえで、大きなヒントになりました。
- 先輩家族が明るく前向きに過ごしている様子を知り、「私たちもこんな家族をつくっていきたい」と思えました。
テリングへの気持ちの変化
- 「きちんと伝えなければ」と構えていましたが、日常の中で愛情を伝えることもテリングなのだと分かり、気持ちが楽になりました。
- 完璧に話す必要はなく、子どもの成長に合わせて、何度でも伝えていけばよいと思えるようになりました。
- 絵本という形があることで、伝えたいことが目に見え、手に取れるものになりました。テリングを始めるための安心材料になっています。
参加者からはこのほかにも、「同じ背景をもつ家族がたくさんいると知って心強かった」「夫婦で子どもに伝えたいことを話し合えた」「これからのテリングが楽しみになった」といった声が寄せられました。