Column リブランディング2025

当院ではこのたび、1993年から使用してきたロゴを刷新いたしました。このページでは、私たちが自分たちのあり方を見つめ直した1年の取り組みについてお伝えします。

なぜ今なのか

2022年に体外受精が保険適用となって以降、不妊治療の環境は大きく変わりました。保険のルールに左右される治療選択。変わっていく通院のあり方。患者様が求めるものも、確実に変わっていると感じていました。

その中で、
私たちは本当に応えられているのか。
そもそも、当院だから提供できる不妊治療とは何か。
「はらメディカルらしさ」とは何か。
この先、どこに向かうのか。

一度、自分たちはどのような姿勢で医療に向き合うのかを、あらためて整理する必要があると思いました。スタッフ全員で、私たちが何を大切にしてきたのかを考え、患者様にもインタビューを行い、時間をかけて話し合いを重ねました。その積み重ねが、リブランディングという形になりました

私たちが行ったこと

まず、患者様の声を聞くことから始めました。メール配信でインタビューにご協力いただける方を募集したところ、260名もの方が手を挙げてくださいました。患者様の治療の中で、当院との接点。通院の中で感じたこと。期待していること。改善が必要だと感じていること。お一人おひとりに、1時間お話を伺いました。

同時に、院長・副院長をはじめ、医師、看護師、受付それぞれが、「はらメディカルとは何か」をあらためて考え、言葉にしていきました

そして、私たちは何を守り、何を変えるべきかを、部署を越えて集まり、ワークショップを重ねながら話し合いました。普段は感覚的であったことを言葉にしていく作業は、とても難しかったです。

見えてきたこと

話し合いを重ねる中で、私たちが大切にしてきたことが、少しずつはっきりしてきました。

不妊治療は、単なる医療行為ではなく、治療の時間そのものが人生の一部であるということ。だからこそ、結果だけでなく、その過程も納得できる時間であってほしい。
私たちが目指してきたのは、「最短」でありながら、「納得できる」不妊治療です。

その考えを、理念としてまとめました。
自分のために。
人生のために。

この理念を実現するために、私たちが大切にしているのが「最短」です。ここでいう「最短」とは、結果への最短・痛みを感じる時間が最短・迷いや不安をできるだけ減らすプロセスへの最短です。

そのために、私たちは次の3つを当院の価値と整理しました。

  • 多様な選択肢を組み合わせた個別化された治療
  • それに対応できる専門性の高いチーム医療
  • 理解・共感しながら、現実に一緒に向き合う姿勢

そして、その考えを形にしたものが、新しいロゴです。

新ロゴに込めた意味

ロゴの上の部分は、患者様(中央)を医療者が(左右)専門性の高いチーム医療で支える、当クリニックの姿勢を表現。
ロゴの下の部分はクリニックの英語頭文字Hと無限大∞の形を掛け合わせ、治療の選択肢の広さや人生の広がり、可能性を表しています。
また、緩急のあるラインはリボンをイメージしており、「最適な治療を贈り届ける想い」を込めました。
色味については、ブルーは誠実さと専門性、ピンクは思いやりと優しさを象徴しています。

これから

2026年から、あらためて整理した理念のもと、新しいロゴと制服で診療を行います。
私たちには、まだまだ至らない点がたくさんあります。今回整理した理念に立ち返りながら、日々の診療を積み重ねていきます。