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体外受精説明会レポート(2021年5月15日(土)開催分)

【開催日時】
2021年5月15日(土)
16:30~18:00


【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・87名(Zoomでの参加含む)


【頂いたご意見】
・疑問に感じた点を先回りして説明していただいていたように思い、とてもわかりやすかった。
・体外受精のみならずタイミングや人工授精についても説明会等の機会を設けていただいたら不安の解消ができていたかもしれない。


【頂いたご質問】
Q 人工授精にて通院中。妻がシフト勤務で不規則だったりするがそれが妊娠に影響するのか、影響するとしたらどれくらいの割合で影響するのか知りたい。
A 不規則な生活での妊娠への影響はゼロではないが当院ではそれについてのデータは取っていないためお伝えするものがない。一般論として不規則な生活や、生活習慣は何らかの健康被害になっていることは言われているため可能な限りそれを最小限にするよう生活していただければと思います。

Q 説明会で他国のデータは出たが、貴院でのデータがあれば教えてほしい。
A 妊娠実績表をお配りしておりますのでそちらをご参照ください。

Q 転院検討中。採卵でのGM-CSFの効果をどのようなものがあるのか。利用している方はどれくらいいらっしゃるのか。
A 採卵時のGM-CSFは培養成績悪いため廃止しています。移植時の使用は可能ですが、当院での妊娠率は上がっておりません。流産率は少し下がる傾向にあります。ヒアルロン酸培養液のほうが妊娠率・流産率ともに成績がいいです。

Q 採卵周期の2,3日目に胞状卵胞を確認するとのことでしたが胞状卵胞=採卵数になるのでしょうか。
A 確認できた胞状卵胞のすべてから採卵できるわけではありません。胞状卵胞の数とホルモン値から誘発方法を決定します。その後20mm近くまで成長した卵胞から採卵します。卵胞を吸引しても卵子が採取できない空胞という可能性もあります。

Q XY選別とは何ですか。
A 精子調整時に特殊な選別を行うことでX染色体をもつ精子を多く回収する方法です。しかし、当院での新規の受け入れはしておりません。

Q レスキューICSIやスプリットICSIを行う際にもPiezo ICSIはできますか。
A 可能です。ICSIをPiezo ICSIに変更する場合、1採卵当たり¥29,700追加費用が発生します。

Q 採卵した次の周期は皆さんすぐ胚移植をするのでしょうか。
A 人によります。すぐに移植周期に入る方もいれば、続けて採卵周期に入る方もいます。連続で胚移植をしたい方や、2人目まで妊娠を考えている方は、続けて採卵し、多くの凍結胚を貯めているようです。

Q 採卵した次の周期に続けて採卵や胚移植をしても問題ないのでしょうか。
A 周期に入る際のホルモン状態や卵巣を確認し、卵巣の腫れなどがみられなければ問題ありません。もし排卵誘発や採卵の影響が残っていた場合はお休みの周期になります。

Q DFI検査は行った方がいいのでしょうか。
A 必須ではありませんがおすすめします。DFIの値が高い場合、受精卵の成長に影響を与えるので、ご自身の精子の状態を確認しておいた方がいいと思います。

Q 現在36歳。他院でタイミング指導を半年ほどされていますが妊娠しません。次回、人工授精をしようと思います。
A 36歳ということであれば人工授精を何回かされてみてもいいと思います。
人工授精の目安は3-5回です。人工授精で妊娠される方の多くは5回までで妊娠されています。人工授精を5回行っても妊娠しない場合はどこかに原因があるので、体外受精を行うことをおすすめします。

Q 採卵時は麻酔を使いますか。
A 基本的には使います。排卵誘発方法が完全自然周期や低刺激で採卵数が少ない場合は麻酔を使用しないこともあります。

Q AMHとは何ですか。
A 卵巣のなかにあとどれくらいの卵子が残っているか(卵巣予備能)の指標になるホルモンです。採血だけで測れるのでご自身の値を知っておいた方がいいと思います。この値が低ければ卵子が少ないということになるので、できるだけ早く体外受精をした方がよいでしょう。

Q 現在41歳、他院で治療中です。AMHがとても低く、早発閉経かもしれないと言われました。採卵はできますか。
A 実際にみてみないとわかりませんが、排卵誘発をして1個でも卵胞が育てば採卵可能です。
精子周期に関係なく、卵胞が育ってきたのが確認できた場合、完全自然周期で採卵を行うこともあります。

Q 現在はらメディカルクリニックで治療中です。人工授精を5回行っていますが妊娠しません。体外受精を始めたほうがいいでしょうか。
A 人工授精で妊娠される方の多くは5回までで妊娠されています。人工授精を5回行っても妊娠しない場合はどこかに原因があるので(ピックアップ障害や受精障害など)、体外受精を行うことをおすすめします。

Q 値段は安い方ですか。
A ものによりますが、安めの設定だと言われます。

Q 葉酸って今から飲まなきゃダメですか。
A 食事から不足してるかもしれないならサプリを。妊娠前からの摂取を推奨します。

Q 必須検査の持ち込み有効期限はいつまでですか。
A 検査から1年間有効です。不足している項目があれば検査が必要です。

Q 精子検査は受けなきゃダメですか。
A はい、すべての患者様に受けていただいております。

Q 二人目の時っていつから妊活できますか。
A 卒乳後から可能です。

Q 当日の精子はどうやって準備しますか。妻持参でもOK?
A 持参、院内採取、凍結してある精子の融解 からご選択いただけます。院内採取でない場合、男性の来院不要です。

Q AMH低くても通っている人はいますか。
A AMHは参考にはなるが数においてであり、質には関係しない。その周期に1個でもいい卵が取れて妊娠することもある。

Q 予約が取れない事ってありますか。
A 予約がいっぱいの場合も、体外受精の周期は優先予約を取ることができますのでお電話ください。

Q カフェインって全然だめですか。
A 少しなら大丈夫です。ただコーヒー何杯もとかエナジードリンク毎日とかはひかえてください。

Q ときどき8時間以上寝てしまうのですが体に悪いですか。
A ときどきなら大丈夫です。

Q 内科で機能性低血糖と言われサプリを買っている。レスベラトロール併用してもいいですか。
A まずはその内科でもう一度話を聞いてみてください。どんな検査結果や生活習慣からサプリをすすめているのかを確認し、ご自身で納得したうえで使用することをお勧めします。

Q 野菜300gから800gも食べれない。
A 私も無理です。量が無理なら栄養素の含有量が高い野菜、生産者を選んだり、栄養を吸収しやすい食べ合わせの工夫ができます。

Q 黄体補充で坐薬を使うのが不安です、前に出てきちゃったので、ほかの方法はないですか。
A 坐薬が一番効果が高いので、できれば坐薬使ってもらいたいです。溶け残りは出てきちゃいますが、必要量が吸収されていれば問題ありません。溶け出てくることが心配なら挿入後少し安静にしていたら良いと思います。使い方は比較的簡単ですよ。

Q 2個移植をしたいです。
A 多胎のリスクを理解したうえで2個戻す患者様も多いです。産婦人科学会では35歳以上2回以上の移植不成立の場合2個移植してよいとしています。2個移植の方が妊娠率が高くメリットがあります。胚の組み合わせなど診察でご相談ください。

Q もうすぐ採卵予定です。着床不全等の診断を受けたわけではないのですが、SEET法は必要なのでしょうか。
A 着床不全の方がSEET法の適応になるわけではありません。SEET法は胚からの分泌物が含まれた培養液を移植周期に子宮内に戻すことで子宮内膜の反応性をあげ、胚の着床率を高めるための方法です。実際に行った方が妊娠率もあがるためご希望の方が多いです。

Q 治療相談室で相談したところ夫の精子検査の結果から体外受精の選択と言われましたが、やはりその選択になるのでしょうか?精子の改善がみられた場合に人工授精なども視野に入れることはできますか。
A 精子の所見はたしかに体外受精、しかも顕微授精の適応になりそうです。もちろん泌尿器科の受診等で精子の状態が改善する可能性もありますが、たとえば元々体質として悪かった場合に劇的によくなる可能性は低いです。現時点での精子所見の場合、人工受精の実施基準にも満たない可能性もあります。妊娠率を考えると体外受精から行うことをお勧めします。

Q ERA・EMMA・ALICEとはどのような検査でしょうか。
A ERAは子宮内膜の細胞を採取し、子宮の着床に最適な時期を調べる検査です。EMMAは子宮内の菌叢を調べます。それにより必要な菌が十分いるのかどうか確認できます。ALICEは慢性子宮内膜炎を引き起こす病原菌がいるかどうか調べます。結果によっては抗生物質等での治療が必要となります。

Q ERA・EMMA・ALICEや着床不全等の検査を行ってから移植に臨むべきでしょうか。
A 行ったほうが効率がよいとは思いますが、実際に行わず妊娠する方も多くいらっしゃいます。検査を行うとなるとお金もかかりますのでどちらが良いとは断定できかねます。

Q パートナーがおり、現時点での妊娠は希望しておりませんが、いつか子供がほしいと考えております。未受精卵の状態で保存しておくか受精卵で保存しておくかどちらの方法がよいのでしょうか?また、現時点での妊娠を望まない場合でも採卵までのプロセスは通常通りになるのでしょうか。
A パートナーが決まっていらっしゃるのであれば受精卵での保存がおすすめです。必要な検査や誘発量などは医師にご相談ください。ただし採卵周期にはいるにあたって必須となる検査はいくつかあります。

Q 以前タイミングで授かりましたが2人目を考えているので体外受精を検討しています。子供がいるため9時入院となりますが9時入院でも採卵は可能でしょうか。
A 原則8時半での入院となりますが、そのくらいの時間になる方もいらっしゃいます。

Q 多嚢胞性卵胞症候群と診断されています。治療薬があると聞いたのですが治りますか。
A 悪化をさせないための薬があります。使用に関しては医師にご相談ください。

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