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日本の男性不妊患者について【培養部より】

こんにちは。
今回のコラムは培養部が担当させていただきます。
秋も深まり、そろそろ紅葉の季節になってきましたね。
朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、日本の男性不妊患者についてお話しさせていただきます。
先日の学会でこのようなお話がありました。
「日本の男性不妊の方は、泌尿器科受診率が低い。また、喫煙者率も高い。」
海外では有り得ないことだそうで、男性不妊の方は泌尿器科を積極的に受診し、禁煙するのが
当たり前のようです。
男性因子での治療は、改善策よりもARTへ進むことが多いですが、適切な検査と治療により、男性因子の約35%が改善されると推計されております。精子所見が思うように改善しない場合でも、精子の質やDNA断片化が改善しうることもあるため、泌尿器科に受診し、男性因子の改善をすることは、とても有効的だと言えます。
また、喫煙についてですが、煙草の煙にはニコチンのみならず、アセトン、一酸化炭素、トルエンなどの化学物質を含み、活性酸素の増加、血行不良につながり、生殖機能に影響が及ぼすことがわかっております。
具体的には、精子数減少、DNA断片化の増加、運動率の低下と関連していると言われておりますので、精子の数、質共に改善するためには禁煙されるのをお勧め致します。
なかなか泌尿器科を受診するのは敷居が高いかもしれませんが、当院にも泌尿器科がありますので、気軽に受診してみてはいかがでしょうか?
また、当院では精子所見改善のためのサプリメント(SQI-Complex)の処方も行っておりますので、
ご希望の方はスタッフにお伝え下さい。