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ヒアルロン酸胚移植用培養液について【培養部より】

12月に入り、本格的に寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 本日のコラムは培養部が担当します。 最近、胚の着床促進をし、妊娠率を高める培養液として、ヒアルロン酸胚移植用培養液 (商品名embryo glue、UTM)が話題になっています。 この培養液にはヒアルロン酸が入っているので、胚の保護効果と通常の培養液よりも粘度がでて子宮内膜に接着しやすくなるため、着床を促進、維時するというものです。妊娠率の上昇や流産率の低下の報告がされています。 現在は、希望される方にのみ行っておりまして、通常の胚移植の料金に、¥8400(税込)の加算した料金で実施させていただいております。 胚移植では、胚移植の当日に凍結している胚を融解し、培養液の中で数時間培養したのちに移植させていただきます。そのため事前の準備が必要となりますので、この培養液での胚移植を希望される場合は、事前に申し出ていただく必要があります。 希望される方は、胚移植のスケジュールを組む際に、ナースにお伝え頂くようお願い致します。
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