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精子について【培養部より】

こんにちは、培養部です。
2月に入り、まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、立春を過ぎだんだんと日が長くなったように感じます。インフルエンザやノロウイルスが猛威を振るっておりますが、皆様体調はお変わりないでしょうか。
今回のコラムでは、精子についてのお話をさせて頂きます。
体外受精説明会の際に、患者様から「精子のために何かできることはありますか」とご質問を受けることが多くあります。
一般的なお話としましては、①禁煙、②ブリーフをやめトランクスを着用する、③飲酒は適量に、④長風呂・長サウナは避ける、⑤育毛剤を服用しない、⑥規則正しい生活をする、などが挙げられますが、当院ではそれに加えまして、SQI-Complexをお勧めさせて頂いております。
SQIには、以下のような成分が含まれております。
・グルタチオン:からだのサビ取り効果(抗酸化)作用があり、老化防止で注目されている成分です。精子運動性と形態の改善、精子DNAの粉砕を防ぎます。
・L-メチオニン:リジンとメチオニンによって体内で合成されるカルニチンは、精子や精液中に高濃度に存在し、精子の運動性を刺激する役割があります。精子運動性の改善と精子数を増加させます。
・ビタミンA:ビタミンAにもからだのサビ取り効果(抗酸化)作用があり、他の薬剤との併用により精子産生細胞の酸化を防ぎ、精子の運動性を上昇させます。
・亜鉛:亜鉛は精子産生の原料となる成分で、牡蠣やマカ、乾燥酵母などに多く含まれています。
SQIをご希望の方は、処方箋を発行致しますので診察時に医師までお申し出ください。
それ以外にも、コエンザイムQ10、葉酸、マカ、OGハーブなどが精子に良いと言われており、一部院内でご紹介させて頂いているものもございます。
精子の数を増やす、妊娠力(受精能)を上げることは細胞レベルでの治療となるため、効き目には個人差があります。また、精子の産生には72日間かかるため、効果が出るまでに少なくとも3か月以上かかるとされております。必ず効果の現れる魔法の薬はありませんが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。