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酸化ストレスについて【培養部より】

こんにちは、培養部です。
気温の変化が激しい日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
酸化ストレスという言葉をよく耳にすると思いますがどのようなものかご存知でしょうか。
今回のコラムでは酸化ストレスについてお話させて頂きます。
活性酸素が発生すると細胞が障害され細胞の老化、細胞死をもたらします。
この悪さをする活性酸素を除去する抗酸化作用を持つものを抗酸化物質と呼びます。
酸化ストレスとは抗酸化作用を上回る大量の活性酸素が発生、あるいは抗酸化作用が低下することで細胞に障害が生じる現象のことを言います。
細胞内では主にミトコンドリアで、エネルギーを産生する際に活性酸素が発生します。
その他にストレスをはじめ紫外線や電磁波、大量の飲酒、喫煙、睡眠不足などでも活性酸素が発生します。
一方で常に発生する活性酸素を除去する仕組み(抗酸化作用)も私たちの細胞には備わっています。
細胞内のミトコンドリアやペルオキシソームからは抗酸化酵素、脳の松果体からはメラトニンというホルモンが活性酸素を除去するのに役立っています。
しかし、抗酸化作用のある酵素やホルモンは年齢とともに量が少なくなってしまうことが分かっています。
卵子内に生じた酸化ストレスのダメージは受精・発生障害を精子では運動率の低下やDNAの損傷を引き起こすことで、妊娠を難しくさせています。
酸化ストレスの対策として、活性酸素の発生を抑えるために上記で挙げた喫煙や大量の飲酒などの生活習慣の改善、食事やサプリから抗酸化物質を摂取することで抗酸化作用を高めることが挙げられます。
抗酸化物質としてビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノールやコエンザイムQ10などがあります。
これら抗酸化物質は緑黄色野菜やトマトや大豆、ゴマなど日頃から食べている野菜や果物に含まれています。
日々の食生活を改めて考えなおし抗酸化作用を高める食事を意識してみてはいかがでしょうか。