こんにちは、サロンです。
もうすぐ、梅雨の時期に入りますね。
「梅の雨」と書く由来は、梅の実が熟す時期であることから。
「つゆ」と読むのは、「露(つゆ)」から。また梅が熟し潰れることから「潰ゆ(つゆ)」となったという説などがあるようです。
そこで、ちょうどこの時期熟してくる梅が万能薬である事を東洋医学の視点でご紹介したいと思います。
梅は、昔から三毒を断つといわれています。三毒とは食べ物、血液、水分の独です。
古典にも漢方薬のひとつとして扱われ
「肺の組織をひきしめ、腸の働きを活発にし、胃を元気づける」と書かれてお り症状としては、吐き気止め、食中毒、咳止めにも使われます。
梅の成分に多く含まれる有機酸(クエン酸、リンゴ酸、リノール酸等)は、東洋医学では「酸」に分類され、肝臓の働きを高める味で、代表的は働きは解毒や血液全般に効果をもたらしてくれます。また、「酸」は上がったものを下げる働きもあるので利尿、解熱、鎮静効果もあります。
また、「収斂作用(しゅうれん)」という作用;筋肉を引き締めて汗や尿を出すぎるのを止める効果があり、多汗症、下痢、頻尿、不正出血などに用います。
以上、様々な症状を改善してくれる梅は万能薬であり昔から重宝されたのですね。私は作った梅酢をサラダにかけたり、お漬物にしたりと大活躍しています。ぜひ日常に上手に梅を摂り入れて、元気に梅雨入りの季節に備えましょう。