不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。
お知らせ

【重要】保険診療の条件、料金表、治療の変更、凍結胚の更新、診療体制について No.136

いよいよ4月より不妊治療が保険適用になります。当院は保険診療も自費診療も選択できる体制を整えています。準備期間不足により、4月5月は資料やシステムにおいて更新が間に合わないものが混在しますことをお許しください。本日は、保険適用について以下の通りお知らせいたします。

【1】保険診療の条件
【2】料金表[簡易版]
【3】保険診療で治療はどう変わるのか
【4】凍結胚の更新について
【5】4月以降の医師診療体制

【1】保険診療の条件
<タイミング・人工授精の場合>
保険診療における女性の年齢や治療回数の制限はありません。なお、AIDと卵子凍結は保険適用外です。
<体外受精の場合>
保険での体外受精を開始した年齢が40歳未満の女性は胚移植6回まで、40歳以上43歳未満の女性は胚移植3回までとなり、回数を満たした場合はそれ以降の体外受精(採卵~胚移植)は自由診療になります。
*保険適用の経過措置として、今年の4/1~9/29の間に40歳になる女性が9/30までに体外受精を開始した場合は胚移植回数は3回ではなく6回まで認められます。また、今年の4/1~9/29の間に43歳になる女性が9/30までに体外受精を開始した場合は1回に限り体外受精(採卵~胚移植)が認められます。

【2】料金表[簡易版]
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/03/price2022.4.pdf

【3】保険診療で治療はどう変わるのか
保険診療により「新しくはじまること」「今後はできなくなること」があります。内容が複雑なためテキストでお伝えしてもわかりにくいことから、月末までに動画を作成し配信いたしますのでもうしばらくお待ちください。

【4】凍結胚の更新について
4月以降、保険で体外受精(採卵~胚移植)をする場合は、原則全ての胚を移植してからでないと治療を進めることができませんので、凍結胚がある方は採卵の前に移植を進めていくことになります。その上で、凍結期限が切れる胚をどのように更新していくのかを以下で説明します。

凍結胚の更新は3つのパターンに分かれます。
■1:保険胚を保険で更新
4月以降に保険で採卵し凍結した保険胚の更新は、胚を凍結した日から1年を経過すると保険の凍結更新費用10,500円がかかります。保険凍結更新費用は胚の個数に関わらず全部で1年間10,500円です。保険の更新には診察が必要なため凍結期限までにご来院ください。保険の凍結期限は3年間までです。それを過ぎた保管は自費になります。

■2:自費胚を保険で更新
3月以前に自費で採卵し凍結した既存自費胚は4月以降保険で胚移植できます。さらに、以下の場合には保険で凍結更新ができます。自費胚を保険で凍結更新する説明はとても複雑なため、後日動画を作成し配信いたしますのでそちらも参考にしてください。
①保険で胚移植をする時は「胚移植の治療計画」を立てます。通常、胚移植の治療計画は、胚移植をする周期の月経3日目までに立てますが、既存自費胚に限っては、胚移植が先であっても有効とします。胚移植までの間に凍結期限が切れた場合の更新費用は保険を適用することができます。
②既存自費胚における胚移植の治療計画の有効期間は、胚凍結期限から1年以内とします。例えば、今年6月末に凍結期限が切れる胚を、来年5月に移植する計画を立てた場合、今年7月から来年胚移植をする5月までの凍結更新費用は保険適用になります。
③「胚移植の治療計画」は胚の凍結期限が切れる前までに立てる必要があります。診察が必要なためご来院ください。また、胚移植の治療計画とは、いつ(何月開始の月経周期か)・どのような方法で・何個の胚を移植するのかについて計画することを意味します。
④治療計画は直近1回分の治療しか立てられません。そのため、もし上記②のように胚移植計画を11ヶ月先で立てた場合は、その計画が直近1回分になるため、その間に他の治療(採卵や治療計画を立てていない胚の移植)をすることはできません。
⑤1回の胚移植で2個の胚を移植することができる場合、例えば、今年6月と8月に凍結期限が切れる胚を来年5月に2個胚移植する場合には、6月と8月両方の凍結更新費用はいずれも保険適用になります。また、保険の凍結更新費用は胚の数に限らず10,500円です。
⑥凍結期限までに胚移植の治療計画が立てられない場合は胚の更新費用は自費になります。
⑦保険診療の経過措置として、今年の4月5月に凍結期限が切れる胚は、凍結期限を過ぎても今年の6月末までに胚移植の治療計画を立てた場合は、更新費用は保険適用といたします。

■3:自費胚を自費で更新
3月以前に自費で採卵し凍結した既存自費胚は、上記2の場合を除くと自費更新が必要です。自費で更新された場合でも胚移植の際は保険を適用できます。

【5】4月以降の医師診療体制
4月より火曜日の診療時間を拡大します。これにより、月~木まで8:30~19:00受付(注射採血は20:00受付)になり、医師の診療体制は以下の通りです。
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/doctor.pdf

また、4月以降は診療をスムーズに行うために、医師の指名は診察のみとさせていただきます。これまでは、採卵・胚移植・子宮鏡・人工授精などの処置においても医師の指名がある場合は対応させていただきましたが、その対応を行うとその間の外来が止まり診察待ち時間が増えてしまうためご理解ください。現在、非常勤においても経験豊富な医師ばかりです。どうぞ安心して治療を任せていただけますようお願いいたします。

(2022年3月27日)

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