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【重要】D配信#46:4/1(月)開始の「eKYC具体的な方法」について

昨年発生した、夫死後の精子提供による胚移植という重大なガイドライン違反の再発を防止することと、この治療に不可欠なドナーの権利を保護するために、先にお知らせした通り4/1(月)よりeKYCを開始させていただきます。

【1】eKYCと同意書の両方が必要
【2】eKYCの開始に伴い廃止される内容
【3】eKYCの手順
【4】eKYCのFAQ
【5】eKYCの使用料
【6】同意書類の更新に注意!

【1】eKYCと同意書の両方必要
4/1(月)以降は、AIDとIVF−D胚移植に際して以下2つ「両方」の実施が必要になります。
①夫はAIDとIVF−D胚移植の前日20時頃から当日朝9時までの間にeKYCを完了すること。(手順は下記参照)
②妻はAIDとIVF−D胚移植の予約時間までに、必要な同意書を当院受付に提出すること。同意書は最新バージョンであり不備がないこと。

【2】eKYCの開始に伴い廃止される内容
AIDは、同意書の記入を実施当日に限定していましたが、4/1(月)以降は当該周期内であればいつでも結構です。同意書の日付は実際に記入した日を記載してください。
IVF−Dは、胚移植当日の電話確認と、夫婦での来院or写真の送付による確認の両方を3月末で終了します。

【3】eKYCの手順
3-1. AIDまたはIVF−Dの胚移植前日20頃、当院から、夫が診療予約システムに登録しているメールアドレス宛に、eKYC用のURLを自動送信します。

3-2. 夫は、配信されたメール内のeKYC用URLをスマートフォンで開き、翌日朝9時までにeKYCを完了してください。eKYCに必要なものは運転免許証かマイナンバーカードです。操作は簡単です。受信メールのURLをタップすると手順が表示されますので、よく読みながら進めてください。

↓★eKYCの手順
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/eKYC.pdf

【4】eKYCのFAQ
eKYCは4/1(月)以降、AIDでもIVF−Dでも必要になる手続きです。夫にしかメールは送信されず、手続きができるのは夫のみです。問題が発生した際の問合せも夫からしができません。最終的にeKYCが実施できない場合は、治療はキャンセルとなります。どうぞ、eKYCについて勘違いがないように、ご夫婦それぞれにFAQをお読みください。そして、ご夫婦でFAQについて確認会話をしていただけますようお願いします。

↓★eKYCのFAQ
https://www.haramedical.or.jp/news/ekyc_faq.html

【5】eKYCの使用料
eKYCの使用につき、1回1100円(税込)の使用料を頂戴します。使用料は、AIDまたはIVF−D胚移植のお支払いの際に一緒に請求させていただきます。

【6】同意書類の更新に注意!
eKYCの開始に伴い、4/1(月)以降は、ガイドラインと各種同意書の内容が変わり、書類の更新があります。当院で同意書類をお渡しするケースは更新された同意書をお渡しできますが、他院で排卵日(採卵日)特定を行い、同意書は自分達で用意しているご夫婦は「古い同意書を準備しないようにご注意」ください。HPの同意書ページには、3/26頃から、4/1以降に有効な更新された最新同意書を掲載します。3月末までの間は、新旧の同意書が混在しますので、選択の際に気を付けてください。同意書が古い場合や、不備がある場合には、eKYCが完了していても治療の注意点などへの同意を証明するものがないため、治療をお受けいただくことができません。どうぞ、よくご確認いただきますようお願いいたします。

以上です。4/1(月)からeKYCがはじまります。ご夫婦でFAQをご確認の上で、ご不明点がございましたら当院までお問合せください。どうぞよろしくお願いいたします。

(2024年3月17日)

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