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D配信#21:今後のIVF-Dについて、IVF-Dの妊娠成績について

【1】今後のIVF-Dについて
【2】IVF-Dの妊娠成績について

【1】今後のIVF-Dについて
先のD配信でお知らせした通り、2022年12月までにAID6回以上実施し、IVF-Dを希望する夫婦は第3回IVF-Dにて全て終了しました。そのため、今後のIVF-DはこれまでのようなAID回数順ではなくなります。

■IVF-D説明会は動画に変更します。説明会の視聴は偶数月の決められた期間のみ可能で、参加できるのは、当院の倫理委員会で承認された夫婦のみです。IVF-Dの条件を満たしていなくても、説明会を視聴することはできます。

■IVF-D対象者の条件
1.当院の倫理委員会にて、提供精子の生殖補助医療の実施承認を得ている夫婦

2.夫側に、精子の提供を受けなければ妊娠できない医学上の理由がある場合

3.妻側に、加齢以外を原因とする体外受精を受ける医学上の理由がある場合
① 女性に体外受精を受ける医学上の理由として、AIDを6回以上実施したが、出産に至っていない方(AIDは他院実施含む)

②過去1年以内のAMHが1.5未満(複数回分ある場合は最も値が低いものを採用)、片側卵管閉塞(切除)、女性の年齢が40歳以上、以上3つのうちいずれか1つ以上に該当し、なおかつAIDを3回以上実施したが出産に至っていない方

③両側卵管閉塞(両卵管切除)など卵管に絶対的な原因がある場合。ただし体外受精を受ける医学上の理由は当院医師の判断

④過去にAIDで子どもを授かっている場合、第二子第三子のためのAIDを上記①②の通り行っても妊娠が成立せず、原因が加齢ではないと診断される方。また③の場合。なお、AIDの回数とは、治療の累積回数ではなく、子ども一人あたりの回数

4.妻側の年齢は、初回IVF-D採卵当日時点で42歳まで(43歳の誕生日の前日まで)。開始後の治療(AID・IVF-D共に)は、44歳まで(45歳の誕生日の前日まで)

■IVF-D説明会日、申込期間、説明会後のIVF-D申込の流れなどの詳細は、3月19日(日)にメール配信いたしますのでご確認ください。

【2】 IVF-Dの妊娠成績について
第2回IVF-Dまでの方の多くは体外受精の採卵に進んでいますが、胚移植まで進んでいるのはまだ15周期しかありません(平均年齢は39歳です)。妊娠率を統計処理するには、100周期以上必要であり、信頼性のあるデータを出すことができませんので、今後公表するまでにはまだ時間がかかります。ただし、15周期における胚移植あたりの妊娠率と流産率は、配偶者間体外受精と同等です。しかし、IVF-Dにおける胚盤胞発生率は低い傾向にあります。これは、現在までのところ、治療歴が長く、年齢が高めの患者様が多いため、卵巣機能低下が1つの要因と考えられます。

*今後のIVF-Dについては、3月19日(日)のメール配信をご確認ください。

(2023年3月12日)

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