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D配信#44:【重要】A型ドナー移行に伴うAIDの同意書更新、e-KYCの準備・導入理由・料金(はらメディカルクリニック)

明けましておめでとうございます。

【1】A型ドナー移行に伴うAIDの同意書更新
【2】e-KYCの準備
【3】e-KYCを導入する理由
【4】e-KYC利用の料金

【1】A型ドナー移行に伴うAIDの同意書更新
開始日: 2024年1月8日(月)

1-1A型ドナーの基準変更
2024年1月8日より、A型ドナーも2022年2月以降の新基準で採用したドナーに移行します。これにより、全ての血液型のドナーの移行が完了します。

1-2同意書の更新
2024年1月8日以降、全てのAID受診夫婦(血液型に関わらず)に対して新しい同意書が適用されます。他院でAIDを実施予定の方は、旧同意書の使用を避け、当院のウェブサイトから新しい同意書をダウンロードしてご利用ください。

1-3A型のご夫婦へ
子どもに提供できる情報が拡大します。妊娠9週~20週の夫婦に、ドナーの身長、体重、身体的特徴、趣味、職業、精子提供の理由、病歴、親の人種的背景の情報を提供します。(ドナーは日本人であり、夫の血液型と同一です。)ドナーの情報を提供する理由は、親から子どもにドナーがどのような人なのかを伝えるためです。子どもが自己肯定感を持つ上で自己のルーツの認識は大切です。また、子どもが18歳以上になった場合、結婚等の際に相手が近親婚(同一ドナーから生まれた子ども)かどうかを当院にて確認することが可能です。
*新基準のドナー精子を使用しても、AIDは匿名ドナーのままです。

【2】e-KYCの準備
予定開始日:4月頃

2-1e-KYC導入の目的
AIDとIVF-D胚移植における夫の生存と意思の法的根拠のある確認

2-2e-KYCの流れ(予定)
AIDとIVF-D胚移植の前日(20時頃)、夫にe-KYC用のリンクがメールで送信されます。夫はメール受信後、翌日の9時までにリンクにアクセスし、運転免許証またはマイナンバーカードを用いて本人確認を完了してください。詳細な手順は後日お知らせします。

2-3e-KYCの準備
(1)スマートフォンの準備

(2)運転免許証またはマイナンバーカードを準備してください。他に、法的根拠があるオンライン本人確認に使用できる証明書(カラーの顔写真があり、顔写真がある側に現住所が印字され、国から発行されている)の使用を希望する方は、その適用を検討しますので、『証明書のカラー写真』を『2月10日まで』にメールにてお送りください。メールアドレスは以下の通りです。
newp★haramedical.or.jp

*★を@に変更
*事前のシステム構築が必要なため、2月10日を過ぎたご連絡には対応できません。
*メールの件名は「e-KYCについて」メール本文内に診察券番号とお名前を記載

(3)夫のメールアドレスの登録。AID・IVF-D胚移植前日の20時頃にe-KYCリンクが自動送信されます。メール登録がない場合、リンクメールは配信されないため治療は実施できません。メールアドレスの変更は、診療予約システムにログインし、「メールアドレス設定」か「各種設定変更」から変更可能です。

【3】e-KYC導入理由とFAQ
当院は、子どもの福祉を最優先とする治療を行っており、夫婦へのドナー情報の開示や、子どもによる近親婚の確認、IVF-Dの場合はドナーとの接触ができるようにしています。これが可能なのは、ドナーの理解と協力があってこそです。法整備がない中で、過去の重大なガイドライン違反のようなことが起こり、ドナーの権利侵害が再発しないために、現状オンラインでできる最善と考えられる方法であるe-KYCを導入します。e-KYCによるデメリット(作業の負担、煩雑さ、コスト増)へのご理解と協力をお願いします。

~FAQ~
Q:夫の同伴ではなぜ不十分なのか?
医療機関のスタッフは、身分証明書の写真と本人の一致確認に関する訓練はしておらず、精度は不十分であり、再発防止効力が低下します。また、人の目視よりもAIが優れているため、e-KYCを使用します。

Q:本人確認にパスポートや保険証は使用できないのか?
当院では、法的根拠のある本人確認を必要としており、カラーの顔写真があり、顔写真がある側に現住所が印字され、国から発行されているもののみが使用できます。そのため、パスポートや保険証は使用できません。

Q:AIDでもe-KYCが必要なのか?
はい、必要です。当院のAIDは、国と学会が認めている範囲を超えて子どもの福祉を提供するために、ドナーの情報提供を行います。これがドナーの権利侵害に繋がらないために、AIDでもe-KYCを実施します。

【4】e-KYC利用に伴う料金
e-KYCの導入により、皆様には料金を負担していただく予定です。料金は、1回の利用につき1,000円~1,500円の予定です。(詳細は後日お知らせ)

料金の理由
e-KYCの導入には、導入コスト、ランニングコスト、および安全に実施するためのシステム構築コストがかかり、非常に高額になりました。これらのコストの一部を利用者にご負担いただきたいと思います。e-KYCの導入は法整備がない中で国や学会が認めていないドナー情報を提供する上で、ドナーの権利保護のために必要であり、ドナーの継続的な確保のために不可欠です。このために必要なコストについて、ご理解とご協力をお願いいたします。

ご不明点はお問合せください。
本年もよろしくお願いいたします。

(2024年1月5日)

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