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「AMHが低いので今後の治療はどうすればいいかのか」というご相談 【治療相談室より】
マネージャーの関口です。「治療相談室」を担当しています。 これは、まだ当院には通っていない方が医師の初診を受ける前の段階で不明点を解消されたい場合の相談窓口です。 ご相談の中で多いことの1つが「AMH低いので今後の治療はどうすればいいか」というものです。 当院は非常に多くの不妊治療をご用意していますが、その選択をAMHだけで行うことはありません。AMHは重要な数値ですが、他にも同じように重要なホルモン検査があります。これらを総合的にみながら治療を選択していくことをお伝えしています。 目次 AMHについて AMHが低い際の今後の治療について まとめ AMHについて まずはAMHについて知ってください。(AMHを検査する目的:卵巣内の卵子の在庫の指標を知るため) AMHとは 抗ミュラー管ホルモン(アンチミューラリアンホルモン)のことで、AMHもホルモンの1種です。下の図の「前胞状卵胞*」の時期に卵胞から分泌されるため卵子在庫数の指標となります。 AMHの数値が正常範囲内であればそれに見合った排卵誘発を選択することができます。*前胞状卵胞とはアントラルフォリクルとも呼ばれ、卵胞の赤ちゃんのことです。 AMHが低い=卵子の在庫が少ないこと AMHが低いということは、卵子の在庫が少ないことを意味します。 ・自然排卵しにくい(かもしれない) ・排卵誘発をしても充分な反応は見込めない(かもしれない) ・閉経が早い(かもしれない) といった、卵子の数が少ないがための問題が生じる可能性があります。 AMHが低い際の今後の治療について さて、それでは本題に戻りまして、「AMHが低いので今後の治療はどうすればいいかのか」というご相談の際には次のようなお話しをしています。 ご相談者が体外受精(顕微授精)をしている場合 体外受精では1個でも多くの胚盤胞を獲得することが早期妊娠に繋がります。1回の採卵で1個の胚盤胞では何度も体外受精を繰り返すことになり、費用も時間もかかるためです。 そして1個でも多くの胚盤胞を獲得するには、1個でも多くの成熟卵を採取したいです。この時、「AMHが低いから刺激は無駄」とおっしゃる人がいますが、AMHが低いからこそ、その周期
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自己注射Q&A【看護部より】
こんにちは。看護部です。 今回はお忙しい患者様の通院回数を減らす自己注射について、自己注射練習中によく聞かれる質問にQ&Aで答えてみようと思います。自分で注射をするのは怖い、、不安と迷っている方は是非参考にしてください。 Q1 痛いですよね A1 痛いです。痛点は点状に全身に分布しており、避けて打つというのはできません。少しでも痛みを和らげるには毎回場所を少しずらすと良いといわれています。同じ場所に連続して打つと組織が炎症を起こして敏感になってしまったり、皮膚が固くなって針が入りにくくなってしまうことがあるためです。 また、冷蔵庫で保存していた薬液であれば、注射する20分くらい前に室温に出して冷えた状態から戻しておくのも良いです。 あとは打つ部位をしっかりつまみながら打つなどもお勧めしています。自分は注射を打つので手が離せないからつまめない!という場合はご主人に協力してもらいましょう。 Q2. 毎回同じ時間じゃないとだめですか? A2. 誘発の注射は同じ時間じゃなくて大丈夫です。ヘパリンは時間が多少変わっても大丈夫ですが大体12時間ごとを目安にしてください。また忘れないように習慣づけるという意味では同じ時間帯での注射をおすすめします。 また、採卵前のオビドレルやHCGは時間が指定されていますので、その時間に注射してください。 Q3. 持って帰ったけど、やっぱり怖くなってしまったらどうしたらいいですか? A3. 当院が開いている時間でしたら、お渡しした注射をもってご来院ください。あまりストレスにならないよう、無理はしないでください。 Q4. 注射部位から出血しました 内出血しました A4. 針を入れた時に血液の逆流がないことを確認しているので血管に入ってしまったわけではありません。刺してる途中で血管を傷つけてしまうことは時々あります。止血するまで2,3分押さえて圧迫してください。 Q5. 次回来院するのは先ですが、お腹が張ります。このまま注射打って良いですか A5. OHSSの兆候でお腹が張っている可能性があります。注射を打つ前に当院へお電話ください。 患者様が不安なく実施できるよう自己注射練習や10分相談で看護師が疑問・不安に対応していきます。いつでもお声がけください。
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体外受精説明会レポート(11/21(土)開催分)
【開催日時】 2020年11月21日(土) 16:30~18:00 【ご参加頂いた方】 ・参加人数・・・73名(Zoomでの参加含む) 【頂いたご意見】 ・12月から通わせていただきます。よろしくお願いします。 ・早くて難しかったです。画像がどこのページなのかわからず、切り替わりも早くて料金もよくわかりませんでした。でもありがとうございました。 ・動画でわかりやすい説明でした。 ・スクリーンに映っている画像が手元の資料に掲載されているか確認作業をしようと気がそれました。スクリーンとお話に気を注ぎ聴かせていただきました。けれど不明な点があったらお聞きすることができる雰囲気なので安心です。 【頂いたご質問】 Q 転院を考えています。初診の予約でいいでしょうか? A はい Q 前医で受けた検査結果は使えますか? A 1年以内の結果であれば項目によっては当院の検査が不要になることがあります。 Q 検査結果が難しくどれが必要かわからないかもしれません。 A 感染症、甲状腺、AMHですが、わからなければとりあえず全部持ってきていただいて大丈夫です。 Q 体外受精の周期は性交渉は禁止ですか? A 処置などで出血があるときや、採卵後1週間は感染のリスクがあるのでお控えください。採卵日に精子が必要になりますが禁欲期間は2-6日が妥当なのでその辺も考慮することが必要です。 Q 私はOHSSってなんですか?痛いのが怖いです。OHSSになりますか? A 卵巣過剰刺激症候群について説明。今は予防薬もあるし、お腹の張りなど細かく見ていけば防げること多い。初回から強い刺激はしないと思うのでそんなに今から心配しなくて大丈夫です。 Q いつから周期に入ればいいですか? A 気持ちの整理がついてから。年末年始はお休みです。 Q 英語が多くてわかりにくいです。FSHとかERPとか。 A 全部いっぺんに理解するのは難しいですよね。まずは採卵について理解を深めましょう。SEETやERPは採卵ではなく移植にかかわることなので、その都度説明します。 Q ダイエットしてもいいですか。水しか飲まない日を作ってます。 A 過激なダイエットはお勧めしません。見る限り標準体型に見えます。健康を害する危険のあるダイエットはやめてください。 Q 34歳が妊娠するのにはいくらくらいかかりますか
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体外受精説明会レポート(12/12(土)開催分)
【開催日時】 2020年12月12日(土) 16:30~18:00 【ご参加頂いた方】 ・参加人数・・・48名(Zoomでの参加含む) 【頂いたご意見】 ・難しかったですが、いろいろ分かってよかったです。値段がわかりづらくて胚盤胞までになるのか不安になりました。早く子供がほしいです。自分で選択できるほどまだ理解できていませんが、治療を進めていくしかないのでしょうか? ・自分で調べただけでは様々な情報がありすぎて全く分からなかったので本日のお話しを聞くことで少し整理すつことができ、安心しました。夫婦でよく話し合って今後の動きを決めていこうと思います。ありがとうございました。 【頂いたご質問】 Q 転院する他院の結果は持ってきた方がいいですか。 A 持ってきてください。感染症甲状腺AMHなど重複しているものはこちらでの検査が免除になります。 Q 10か月タイミングを行ってフーナーも問題なかったが、今通院している病院でIVFをすすめられました。人工授精やらないのはなぜですか。 A タイミング、人工授精ともに妊娠率がおなじくらいであることや、6.7回で頭打ちになってしまうということと、IVFだと授精に問題があるのかなどわかる場合もあるので提案されたのかと思います。 Q 晩酌します。精子に悪いですか。 A タバコよりはましです。メタボ・肝機能低下は精子に良くないです。禁酒しろとは言いませんが、健康的な生活を心がけてみてはいかがでしょうか。 Q 結局お金っていくらくらいかかりますか。 A IVFファイルを参考にしてみてください。 Q どの方法を選んでいいかわかりません。 A 月経2.3日目の状態や何個くらい取りたいかによりますが、要望書にお任せというのもあります。 Q 注射怖いです。オビドレル不安です。 A (資料お渡しと実演) Q 不明点のあるまま採卵してもいいですか。 A 今全部理解するのは難しいと思います。都度説明しますので聞いてください。 Q 子宮頸がん検診で高度異形成、年末に詳しい結果が出る。それでも説明会で言ってたような治療は可能ですか。 A ホルモンに関係して発育するような腫瘍の場合は使える薬剤が制限されることもあるかもしれないので、結果がでたら医師と相談して進めていくことになると思います。 Q 双子が欲しいとかできますか。 A
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「何歳までに不妊治療をはじめれば妊娠できますか」というご相談【治療相談室より】
マネージャーの関口です。「治療相談室」を担当しています。 治療相談室は、まだ当院には通っていない方が医師の初診を受ける前の段階で不明点を解消されたい場合の相談窓口です。 本日は「何歳までに不妊治療をはじめれば妊娠できますか」というご相談についてです。 これから不妊治療をはじめるのか、それとも、もう少し自分たちなりの妊活を続けてみるのか。 これについて悩んでいるカップルに多い背景としては、ご自分たちなりに排卵日に合わせて性交渉をしているが半年以上経っても妊娠しないので相談にいらしゃる方が多いです。 ご相談に際して、お二人それぞれの状態を検査してから来てくださる方が多く、そのお陰で具体的なお話ができます。不妊治療はまだ先でも検査は早めにしておいた方がよいので、検査がまだの方は「男性側の検査」「女性側の検査」を受けてみてください。東京都の方は最大5万円の助成を受けられますので実質0円で検査ができます。 さて、この検査結果。すべて正常であることも多いです。 これは、不妊原因がないのではなく、なんらかの不妊原因はあるのですが、それを特定できるほど細かい検査がまだ今の医学でもできないため原因不明不妊として診断されてしまうからです。 そのようなケースでの患者様の反応としては、ひとまず大きな原因がないことには安心される方が多いです。そして、原因不明となるといよいよ自分たちは不妊治療をした方がいいのか、しなくてもよいのかという判断が難しくなるようです。 そして「何歳までに不妊治療をはじめれば妊娠できますか?」という展開になります。 ご相談者様が何歳までに不妊治療をはじめれば妊娠できるのかについては、正直誰にもわかりません。ただし、不妊治療をした方の累積妊娠率(最終的に治療者のどのくらいの人が妊娠・出産できるのか)から算出された、不妊治療のはじめ時の参考データをお示しすることはできます。それがこちらです。 これは、元国立生育医療研究センター、現梅が丘産婦人科ARTセンター長の齊藤英和先生が発表された論文を患者様にわかりやすくされたものです。(齊藤先生は学会でのご講演も多く、いつも大変勉強させていただいております。ありがとうございます。) この資料では、不妊治療のはじめ時を、「どのくらいお子様がほしい気持ちが強いのか」と「何人のお子様を希望されているか」によって知ること
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体外受精説明会レポート(1/16(土)開催分)
【開催日時】 2021年1月16日(土) 16:30~18:00 【ご参加頂いた方】 ・参加人数・・・69名(Zoomでの参加含む) 【頂いたご質問】 Q 今まで他院では人工授精のみ実施してきました。採卵は痛いですか? A 麻酔をご希望いただけますので採卵中はお痛みはありません。ですが、手術後は重めの生理痛のようなお痛みが続く方もいらっしゃいます。お痛みが強ければお薬を飲んでゆっくり休んでから退院ができます。 Q 卵管造影検査で卵管狭窄との指摘を受けました。採卵結果に影響しますか? A 採卵手術の際は卵管を通るわけではないので関係ありません。 Q 誘発剤についてですが自分で注射を打つ方や他の病院で打ってもらう方、はらメディカルクリニックでうつ方、どれが多いのでしょうか? A はっきりとデータをとっているわけではないのでわかりませんが、頻繁に通うのも大変なのでご自身で打つ方もたくさんいらっしゃいます。自己注射練習の予約を取っていただいてご主人様が奥様に打っても大丈夫です。 Q 夫が平日は仕事のため必要な日に精子を準備できるかわかりません A ご自宅で採取いただき、3時間以内に持ち込めるのであればご自宅での採取でも問題ありません。当院での一番早いご予約時間の枠ですと8時40分になります。その時間に採取してそのままお仕事に行かれる方もたくさんいらっしゃいます。また、凍結精子を念のため保存しておく方法もあります。ただし新鮮、凍結の精子を比較した際には新鮮精子の方が状態は良いです。 Q 今まで3回化学流産を繰り返しています。はらメディカルクリニックの着床不全外来に興味がありますが、検査等一通りのことは他院で行っていますが、そのデータを持参してセカンドオピニオンのような形で伺うことはできますか? A もちろん大丈夫です。 Q PGT‐Aを実施し正常と判断された胚を移植したこともありますがだめでした。PGT‐Aについてどのようにお考えですか? A 実施数や認知率などの点において日本では米国などと比べると遅れている傾向にあります。実際に育った胚から一部を採取し行う検査ですので実施数が少なければそこに技術の差が出てくると考えます。今回のように検査で問題ない胚でも移植後妊娠成立しない可能性もありますし、色々課題の多い検査だと考えております。 Q 移植を自然周期で
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不妊治療と仕事の両立|不妊治療と仕事の両立は可能か?不妊治療の流れや現状について
不妊治療と仕事を両立している人の割合と現状 不妊治療と仕事を両立している人の割合 国立社会保障・人口問題研究所の行った調査「2015年社会保証・人工問題基本調査」によると、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は、全体で18.2%、5.5組に1組の割合でした。その中で仕事を両立しているカップルはどれほどいるのでしょうか。厚生労働省が平成29年度に行った「不妊治療と仕事の両立にかかる諸問題についての総合的調査」によると、265人中141人が「両立している」と答え、「両立出来ずに仕事を辞めた」方は42人、「両立出来ず不妊治療を辞めた」方は29人、「両立できず雇用形態を変えた」方は21人、その他32人でした。 このデータをみると、34.7%の方が不妊治療と仕事の両立ができず、どちらか一方を諦めなくてはならない状況であったことがわかります。また、NPO法人FINEの行った「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート Part 2」によると、不妊治療と仕事の両立をしている人であっても、95.6%の人は「両立は困難」と回答しています。 不妊治療の現状 2018年の日本の総出生数918,400人のうち56,979人、つまり全体の6.2%が体外受精により誕生しています。この数字は年々増加しており、その5年前の2013年と比べると2%も上昇しています。また、この統計では体外受精で生まれた子どものみが対象となっていますので、人工授精やタイミング療法を含めた数字で考えると、不妊治療により生まれた子どもの数はもっと多くなっていると思われます。 2018年 総出生数918,400人 /体外受精で生まれた子ども56,979人 /割合6.2%→16人に1人2013年 総出生数1,029,800人 /体外受精で生まれた子ども42,554人 /割合4.1%→24人に1人 ※厚生労働省 人口動態統計(確定数)の概況と日本産科婦人科学会ARTデータブックより参照 このように、不妊治療を必要とするカップルが増えている一方、不妊治療を続けられる環境が整っておらず、仕事を諦める、もしくは治療を断念するといったカップルは少なくありません。 不妊治療と仕事の両立が難しい理由 NPO法人FINEの行った「仕事と不妊治療の両
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反復不成功例における胚盤胞2個移植の妊娠率と流産率。2個の組み合わせは?【宮﨑院長】
*これは、院長 宮﨑薫のブログ"note"の中から、不妊治療に関連する内容の中でアクセス数が多いものを抜粋しご紹介します。note で読む場合はこちら はらメディカルクリニック院長の宮﨑薫です。 胚移植を複数回行っても妊娠継続にいたらない症例を反復不成功例といいます。今回は反復不成功例における「胚盤胞2個移植」の当院データについてご説明いたします。 <データ条件> 対象期間:2017年~2020年6月末 対象者 :反復不成功例における2個胚移植実施者 Good:胚盤胞4BB以上 Poor:胚盤胞4BC以下 着床率 :hcG 10以上が確認された周期数/移植周期数 妊娠率 :胎嚢確認できた周期数/移植周期数 流産率 :胎嚢確認後流産数/胎嚢確認できた周期数 <Good胚の考察> 当院で二個胚移植を行う主な基準は、複数回胚盤胞移植をしても不成功であった場合です。そのため、二個胚移植を経験されている患者様のデータを集計した場合、二個胚移植を経験していない患者様に比べ、Good胚の移植であっても着床率、妊娠率はあまり高くありません。しかし、そのような症例でも、二個胚移植を行うことで高い着床率、妊娠率が確認できました。 一方で、二個胚移植には多胎率が上がるというリスクがあります。Good x Goodの組合せでは、単一胚移植に比べてかなり多胎率が上がっています。そこで、Good x Poorという組合せにすることで、二個胚移植のメリットを残しつつ、多胎率の上昇を抑えることが出来ます。 続いて、胚盤胞4BC以下のPoor胚について。 <Poor胚の考察> Poor胚を単一胚移植した場合の妊娠率は10%に満たないですが、Poor胚の二個胚移植を行うことで、20%を超える結果となっております。また、流産率も20%ほど低い結果となりました。Poor胚は単一胚移植に用いるよりも、たとえPoor同士の組合せであっても、二個胚移植を行う方が良いと考えられます。 <多胎妊娠のトラブル> 双子も可愛いと安易に考えがちですがさまざまな多胎トラブルがあります。 ・母体に生じるトラブル 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症の発生頻度が上がります。また、帝王切開術や産後の異常出血の発生頻度も上昇します。切迫早産になりやすいため、長期の入院・安静が必要になる場合もあります。 ・胎
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不妊治療で行なう注射について|種類やメリットをご紹介
不妊治療で行う自己注射とは 排卵誘発のための注射 不妊治療では「排卵誘発」といって、薬剤を使い必要なホルモンを補って卵胞を育てる治療を行うことがあります。排卵障害のある方や、体外受精における採卵周期で卵子を複数個採取したい方はこの「排卵誘発」を行っていただきます。誘発剤は経口薬を使うことも出来ますが、この場合「低刺激」と呼ばれる誘発方法となり、育つ卵胞は少なくなります。一方「中刺激」や「高刺激」と呼ばれる誘発方法だと育つ卵胞の数は多くなりますが、誘発剤は注射によって投与する必要があります。この誘発方法は、ご年齢・身体の状態・採卵をする場合の希望採取数などによって変わってきますので、医師との相談のうえ決定いたします。 自己注射とは 注射によって排卵誘発をする場合、病院で注射を打つか、自分で注射を打つ「自己注射」を選択することができます。排卵誘発の刺激が強いほど注射の回数は多くなりますので、病院で注射をする場合、患者様によっては毎日の通院が必要となります。そのため当院では頻繁な通院が難しい患者様には自己注射をおすすめしております。当院で自己注射を選択される場合、最初だけ手技の練習を行っていただく必要がありますが、注射のためだけの来院はなくすことができ、遠方の方や平日の通院が難しい方にはぜひ選択していただきたい方法です。 どれくらいの頻度で打つのか 誘発方法や使用する薬剤によって変わりますが、ここでは採卵周期における中刺激と高刺激の場合の一例を紹介します。※注射は排卵誘発のための注射とLHサージ誘起のための注射があります。LHサージ誘起は卵子を受精可能な状態に成熟させるために必要で、病院で注射をする方であっても採卵2日前の夜にご自身で注射をしていただきます。 中刺激の場合 月経開始 1日目 2日目 3日目 採血診察注射 4日目 注射 5日目
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不妊治療の検査は痛い? 検査内容や少しでも痛みを和らげる方法について
不妊治療の検査について 初診当日の流れ 受付 ご来院いただくとまず、当院の受診システムや予約方法などについて受付スタッフより説明いたします。大まかな流れは動画を用いて説明いたしますが、ご不明な点があればその都度ご質問ください。 ↓ 医師の診察(問診・超音波検査) 説明が終わった後は待合室にご移動いただき、診察室にお呼び出しするまで少しお待ちいただきます。医師の診察では事前にお送りいただいた問診と、ご夫婦の希望をもとに治療方針を決めていきます。必要に応じてホルモン検査や超音波検査も行います。治療実績に応じて、行ったほうがいい検査は医師から提案いたしますが、ご希望の検査があればいつでもご相談ください。 ↓ 処置(採血) その後、当院で治療を行うための必須検査を行います。精子検査以外の検査項目については1年以内の他院での検査結果をお持ちいただければ、その検査項目は当院で受けていただく必要はありません。当日、女性側のみのご来院の場合は、1か月以内に男性側の必須検査を受けていただくようにお願いしております。診察のみをご希望の場合は必須検査を後日行うこともできますが、必須検査を受けていただかないと具体的な治療に進むことはできませんのであらかじめご了承ください。 また、体外受精を行う方は必須検査に加え、「IVF術前検査」も受けていただきます。 検査結果は次回の診察時に医師から説明いたします。 妻の必要検査 初診必須検査 検査内容HCV抗体、RPR、TP抗体、HIV、淋菌・クラミジアPCR、HBs抗原、TSH、FT4、HbA1c、Zn(亜鉛)、ビタミンD、風疹ウイルス、血液型、AMH検査方法採血・子宮頚部分泌物検査予約方法初診日、もしくは2回目の来院日に行いますので検査のための予約は不要です。費用32,361円(税込)検査結果検査から約1週間かかります。結果が出ましたら次回診察時に結果をお渡しします。検査の期限初診日、もしくは2回目の来院まで。注意点①他院で検査を済ませている場合は、その検査日が当院の初診から1年以内のものであれば有効です。検査日、検査実施施設名が記載された検査結果用紙をご提出ください。②通院後も1年に1回検査が必要です。 IVF術前検査 体外受精をされる方のみ 検査内容