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男性が妊活で注意すべき10の行動について具体的に解説

妊活に取り組む男性が増えている一方で、日々頑張っているのに妊娠につながらず苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。実は、男性が行なう日常的な行動が、男性不妊を招く原因となっていることがあるのです。

本記事では、生活の中で気を付けるべき行動を解説します。不妊の原因になる行動を知ることで妊娠につなげられるので、日々の行動を改善して妊活に役立ててください。

妊活中の男性は「精子の質を下げる行動」を避けましょう

男性不妊の原因の一つとして、多くの男性に当てはまることが「造精機能障害」です。造精機能障害とは、質の良い精子をたくさん作れない障害を指します。おもに、日常生活や行動が造精機能障害の原因とされており、自分では気付かないうちに造精機能障害になっている可能性があります。

自然妊娠の可能性を高めるためには、十分な量の動きが活発で損傷が少ない良質な精子が必要です。そのため、妊活中の男性は上記をはじめとした精子の質を下げる行動を避けなければいけません。

妊活中の男性が避けるべき行動については、次の章で詳しく解説します。

また、男性の妊活の心構えや必要な検査については下記のリンク先で紹介しています。これから妊活に取り組んでいく男性は、ぜひ、リンク先の記事を参考にしてください。

関連記事:男性が妊活でするべき検査とは?心構えや精子の質を高めるポイントについて

男性が妊活で注意すべき10のポイント

ここでは、妊活中の男性が注意すべき行動を10種類取り上げて解説します。何気なくしている行動が精子の質を低下させることもあるので、自分もやっていないか普段の行動を振り返ってみてください。

1.睾丸を温めない

精子や精巣は熱に弱いため、下半身を温める行動は妊活には逆効果です。例えば、お風呂やサウナに長く入る、パソコンを膝の上で使う、電気毛布の使用といった行為は、精子の質を低下させる原因となります。

2.下半身を圧迫・刺激しない

下半身が圧迫されると男性器付近の血流が悪くなり、精子に悪影響を与える可能性があります。例えば、自転車のサドルなどで強く圧迫・刺激すると、男性器付近の血管が損傷し、勃起障害などを引き起こす可能性があります。自動車やバイクの長時間乗車は控えるとなどの工夫が有効です。

また、下着の選択によっても下半身が圧迫されることがあります。下半身に密着しやすいボクサータイプの下着ではなくトランクスを穿くなどの見直しも検討しましょう。

3.無理な禁欲をしない

妊活中に禁欲を徹底し、性交時以外は射精しないようにしている男性も多いかもしれません。しかし、精子は作られてから時間が経つほど質が低下するため、禁欲するほど質の悪い古い精子がたまってしまいます。

そのため、精子検査に問題のない場合、禁欲は23日程度を目安にしましょう。精子は毎日作られるので、適度なタイミングで射精し新しく元気な精子を保つようにするのが大切です。

また、下記のリンク先の記事では、妊活に有効な禁欲期間について解説していますので、併せて参考にしてください。

4.タバコを吸わない(禁煙する)

喫煙も不妊につながる大きな要因の一つです。喫煙は血管を収縮させ、血流の悪化を招きます。それは男性器へも影響し、勃起障害や精子の減少などを引き起こす可能性があるでしょう。

さらに、副流煙も妊活にとって大敵です。受動喫煙により、パートナーの卵子にも悪影響を与える可能性があります。自分だけでなく、パートナーにとっても妊活の妨げとなるため、妊活中は禁煙することが大切です。

5.過度な飲酒は避ける

タバコと同様に、精子の質を低下させる要因となるのが飲酒です。過度な飲酒は精子の数や形に悪影響を与えてしまい、妊活にも影響をおよぼします。

ただし、飲酒によって精子の質が下がるのは、あくまでも適量を超えた場合です。タバコと違ってゼロにする必要はなく、適量なら問題はありません。妊活中は、普段よりも飲酒量を控える減酒に取り組みましょう。

6.カフェインを摂りすぎない

妊活に悪影響を与えるものとして、コーヒーなどに含まれるカフェインもよく知られています。ただし、カフェインが妊活に影響を与えるとは言い切れず、医師のなかでも意見が割れているのです。そのため、妊娠中にカフェインの過剰摂取を控えるのと同様に、妊活中もカフェインの過剰摂取は避けるようにしましょう。

紅茶や緑茶など、私たちの周りにはカフェインが含まれる飲み物がたくさんあります。気付かないうちにカフェインを過剰摂取していることがあるため、ノンカフェインの飲み物を選ぶなど、意識してカフェインの摂取量を控えましょう。

7.栄養の偏った食生活は見直す

食べ物に含まれる栄養素には、精子の増加や精子の質の向上に有効なものが多くあります。例えば、ビタミンCやビタミンE、オメガ3脂肪酸などは、妊娠を支える代表的な栄養素です。不足すると精子の数や質に悪影響を与える可能性があるため、妊活中はそれらの栄養素を含み、バランスが整った食生活を心がけましょう。

特に、亜鉛は精子の製造から運動率や前立腺機能の向上まで、幅広い効果をもたらします。亜鉛不足にならないよう、意識して亜鉛が含まれているものを食べることが妊活には効果的です。

また、下記のリンク先の記事では、男性不妊に効果的な栄養素や食べ物について解説しています。具体的な食べ物がわかると食事メニューを考えやすくなるので、ぜひリンク先の記事も参考にしてください。

8.肥満状態を改善する

肥満は糖尿病や生活習慣病を招きやすく、精子や勃起機能に悪影響を与えるため、肥満な男性ほど不妊に陥りやすいでしょう。さらに、高血圧や脂質異常症なども、肥満と同様に妊娠確率を下げるリスクがあります。

そのため、軽い筋トレやウォーキングなど、運動する習慣を設けることが妊活の成功に効果的です。間食や脂っこい食べ物を控えるといった食生活の改善も肥満の改善に役立ちます。

9.十分な睡眠時間を確保する

睡眠は妊娠と大きな関係があり、睡眠時間が短い男性ほど精子の数や質に悪影響を与えるという研究結果があります。さらに、過剰な睡眠によっても同様の結果が表れているため、77.5時間程度の睡眠時間を安定的に確保することが重要です。

適度な睡眠時間に加え、就寝時間や起床時間を固定し生活のリズムを整えることができれば、心身に良い影響がもたらされるでしょう。

10.ストレスをため過ぎない

ストレスは男性ホルモンの分泌を低下させるため、ストレスが多くなるほど精子の数や質に悪影響を与えます。さらに、ストレスから勃起障害になり、性交渉ができない事態に陥ることもあるのです。趣味や運動、睡眠など、さまざまな方法でストレスを発散させることが妊活に効果的に働きます。

また、妊活中は我慢や妊娠へのプレッシャーが増えるため、妊活や不妊治療自体が大きなストレスになることもあるでしょう。妊活中に感じる辛さや苦しさを、パートナーとしっかり話し合い、前向きに取り組める環境を作ることも大切です。

まとめ

普段の何気ない行動が男性不妊につながることがあるため、妊活と同時に日々の生活を見つめ直し、改善することが大切です。ただし、生活習慣を変えることや、楽しみを我慢することでストレスを抱え込み、それが不妊の原因になることもあります。適度に息抜きのタイミングを作ったり、パートナーと相談したりしながら、無理なく妊活に取り組むことも大切です。

はらメディカルクリニックでは、妊活に取り組む男性を支える治療やカウンセリングを実施しています。現在、妊活に悩んでいる男性は、お気軽に以下のフォームからお問い合わせください。

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