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不妊治療におすすめの栄養素や食べ物 | 妊娠力を向上させるには

検査・治療

不妊治療と食べ物の関係性について

不妊に悩まされている方に対して、「健康な生活を心掛ければ大丈夫」とは残念ながら言えません。ただ、健康な身体でいることは、不健康な状態でいるよりもはるかに妊娠しやすい身体であると言えます。
例えば、冷え性に悩まれている女性が多いですが、この症状は主に身体の血行の悪さが原因で起こります。血の巡りが悪いと必要なホルモンが充分に行き渡らず妊娠の妨げとなります。また肥満はホルモンサイクルの異常から排卵障害を引き起こす確率が高く、男性の場合は女性ホルモンの増加により精子の運動能力低下を招くことがあります。
また、老化による組織の機能低下も妊娠しづらい状態を作り出します。老化は活性酸素と呼ばれる酸化力が非常に強い物質が細胞を攻撃し酸化させることによって起こります。本来、活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスの攻撃から体を守ってくれる大切な物質ですが、過剰に発生すると、正常な細胞までも攻撃してしまうのです。

食べ物は、その栄養が直接身体に取りこまれ、細胞一つ一つを作ります。毎日の食べ物に気を付けることによって、細胞レベルで健康な身体を作り、また食べ物によって活性酸素の発生をなるべく抑えて老化を遅らせ、妊娠しやすい状態を作っていきましょう。

【不妊治療】妊娠力を高める食べ物と栄養素

オメガ3脂肪酸

生活習慣病予防、血流改善、精子運動率と質の向上に効果があります。
イワシやサバなどの青魚や、くるみ、アマニ、エゴマなどに多く含まれています。

ビタミンD

ビタミンDは免疫作用調整、生殖ホルモンの分泌に関与しています。ビタミンDが不足すると、体外受精での受精率の低下や、妊娠した後の流産率の上昇、また新生児の発達障害の可能性が高まるといわれています。
魚類 やきのこ類に多く含まれています。

抗酸化ビタミン

  • ビタミンAは細胞の増殖や分化を調整する役割をもちます。子宮環境を整え着床を促してくれます。ただし、合成のビタミンAには胎児に奇形が起こる危険性もあるため、注意が必要です。豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、鶏卵などに多く含まれます。
  • ビタミンBは糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー代謝過程に欠かせない補酵素として作用します。とくにビタミンBの一種である葉酸は細胞が生まれ変わる際に必要なDNAの合成に作用します。妊娠時(受精卵)ではDNAの合成が着床初期から活発におこなわれますので、着床前から葉酸が必要です。鶏レバーやほうれん草などに多く含まれます。
  • ビタミンEとビタミンCは老化を進める活性酸素を除去する働きがあるので、卵子や精子の老化の進行も遅らせることが期待できます。ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類、ビタミンCはパプリカやブロッコリーに多く含まれます。

タンパク質

タンパク質は身体の土台となる栄養素で、皮膚、筋肉、血管、内臓の他、ホルモンや酵素、免疫物質もタンパク質から作られます。また、様々な栄養素の運搬も行っています。妊娠しやすい体質を作るための基礎の部分を担っていますので積極的に摂取していただきたい栄養素です。肉類や豆類に多く含まれています。

亜鉛

下垂体で作られる、FSHやLHの働きを高めます。また卵子の老化防止、受精卵の細胞分裂の活性化、子宮環境の向上にも作用します。男性の場合は前立腺の機能向上、精子量の増加、精子運動率の向上が期待できます。牡蠣、肉類、魚介類に多く含まれます。

鉄は赤血球を作り出す材料です。その赤血球は、体全体に酸素や栄養を運ぶ大事な役割があり、鉄が不足すると、赤血球が減り充分な酸素や栄養が行き渡らず、卵巣や子宮の働きが鈍くなってしまう可能性があります。さらに鉄には子宮をフカフカにする材料として重要な役割を担っています。レバーや豆類に多く含まれています。

妊娠しやすい身体になるためには

1日7時間の睡眠を心掛ける

睡眠不足はストレス系のホルモンばかりでなく、妊娠に関わるエストロゲンやプロゲステロンの分泌バランスを狂わせます。5時間以下の睡眠では血中コルチゾールが上昇し体内で炎症が起きて4~5年に相当する老化を引き起こします。反対に8時間を超える睡眠も細胞変化を起こすため7 時間睡眠が適切と言えます。

長時間の座りっぱなしを避け、適度な運動を心掛ける

座ったままで過ごすと股関節周囲の筋肉が硬くなり内臓を圧迫し、卵巣血流を減少させます。毎日1 時間の運動をしても、座りぱなしのダメージが相殺されるわけではありませんので長時間の座りぱなしは避けなければなりません。
運動のキーワードは(適度)ということです。フルマラソンや、トライアスロン、息が上がるような強度の運動は活性酸素を発生させるため、むしろ身体には悪いのです。週に2~3 回の速足ウオーキングや軽い筋肉トレーニングなどをおすすめします。女性の場合、運動不足で筋力が低下すると骨盤は横に開いてしまいゆがみの原因になります。このゆがみは骨盤内の血流の低下、卵巣機能の低下につながります。また、女性に多い肩こりや腰痛も骨盤のゆがみが原因の場合があります。男性の場合は骨盤底筋の弱化や大腿筋肉(ふともも)の筋肉が落ちてくると、男性ホルモンが低下し精巣の働きが弱まります。

きれいな空気と清潔を心掛ける。ただし神経質になりすぎないように

大気汚染で発生するオゾン・排気ガス、光化学スモッグはホルモンかく乱物質として有名で特に精子奇形、精子減少の原因とされています。
カビは皮膚のコラーゲン弾力の減少、アレルギーの発生、免疫機能異常に関与する遺伝子に悪さします。25%の人はカビに弱い遺伝子を持っていてカビを吸い込むことにより身体のあちこちに炎症を起こします。浴室、台所まわりなどカビの発生を防ぐ工夫が必要です。
また、たばこの煙も細胞を傷つけます。禁煙を守り、さらに周りに喫煙者がいる場合、副流煙にも注意が必要です。
しかし、神経質になることもよくありません。アトピー・花粉症の原因は日本人の超清潔主義にあると言われています。腸内の日和見感染が免疫を上げる効果のあることが証明されています。不潔と衛生にずぼらになるとは違いますので、あまり清潔に神経質にならない程度に清潔を心掛けてください。

心を落ち着かせる「ストレスからの解放」

ストレスがかかると視床下部―下垂体―副腎系のバランス・メカニズムが崩れて体調に変調をきたします。すると体が「危機」を感じ、月経周期が乱れたり止まったりする場合があります。また、ストレスによる緊張状態が続くと血行不良が起き、着床がしづらい状態になってしまう可能性もあります。男性側もストレスが多い場合、勃起力や造精・射精機能が低下しやすくなると言われています。

SEXを楽しんで

定期的なSEX のある女性は免疫機能が上がり、排卵・卵巣機能を改善することが証明されています。お金もかからない究極の若返り方法です。男性にとっても射精は造精機能の改善、男性ホルモンの活性化が認められ精子数・運動率の低下を防ぎます。また、SEX は夫婦のコミュニケーションや愛情の確認ばかりでなく膣内をマッサージするという効果もあります。膣壁が固い方は、不妊、生理痛やPMSに悩む方に多く見られます。SEX の行為が膣内マッサージとなり不妊の解消にもつながります。
愛のあるSEX が妊娠への一番の近道です。

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