不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。

無精子症・FtMの提供精子による不妊治療(カテゴリ別一覧ページ)

不妊症の検査・治療

提供精子による不妊治療とは

無精子症やトランスジェンダー男性と法的に婚姻しているご夫婦が、第三者の提供精子を用いて妊娠・出産を目指す不妊治療です。治療法には、AID(提供精子の人工授精)とIVF-D(提供精子の体外受精)があり、日本産科婦人科学会に登録された限られた医療機関で実施されています。当院では、1997年より本治療を提供しています。

子どもの権利と福祉を最優先に

当院は、提供精子を用いた治療で生まれる子どもを最優先に考えた制度と支援体制を整えています。

精子提供による生殖補助医療のガイドライン

自院でドナーを採用・管理

当院では、自ら面談・検査を行い、採用を決めたドナーの精子のみを使用しています。ドナーは当院の理念を理解した上で、子どもが幼少期から出自を知り、アイデンティティを育めるように、妊娠後のご夫婦に対し、ドナーの個人を特定しない情報(ドナーの身長、体重、身体の特徴、血液型、趣味特技、職業、精子を提供する理由、病歴)を開示することに同意しています。また当院は、ドナーもこの治療において守られるべき存在と考えており、権利を尊重する契約を結んだうえで治療に協力していただいています。

治療前から出生後まで支援する

提供精子による治療は、そのやり方次第で倫理的な問題が生じてきた歴史があります。
当院はその事実から目をそらすことなく、この治療で本当に大切なことを、ご夫婦に伝え続けています。治療前の段階から、お子さんが生まれ、成長していく過程まで、族を一貫して支援する仕組みを整えています。

主な支援内容

  • 治療開始前の勉強会(学習の場)
  • カウンセリングの提供
  • 妊娠後の夫婦へのドナー情報・病歴の開示と「告知計画書」の作成支援
  • 家族の出会いを語る、世界に一冊だけの絵本づくり
  • 安心して語り合える当事者家族の親子会