非ホルモン療法

検査・治療

非ホルモン療法とは

精子減少症などの男性不妊の治療としてホルモン剤を使わない漢方薬やビタミン剤を中心とした治療のことです。 科学的根拠が乏しくその使用は経験的な場合が多いです。
この治療を含む男性不妊治療全般を検討されている方は、泌尿器科診療の前に「精子検査」と 「男性不妊スクリーニングセット検査\11000(FSH、LH、テストステロン、PRL、クラミジアトラコマティスlgG抗体)」 の血液検査が必要です。血液検査は診療時間内でしたらいつでも可能ですので原院長の再診予約をお取りください。 他院にて既に精子検査とホルモン検査が済んでいる場合は再度行う必要はありません。泌尿器科当日に検査結果をご持参ください。

主な治療薬

薬品名 1日の使用量 有効率(%)
カリクレイン 60-600mg 40-60
ATP(アデホス) 30-60mg 30-35
メチコバールB12 1500-3000μ 35-80
ビタミンE 150-300mg 25-40
八味地黄丸 7.5g 40-60
補中益湯 7.5g 45-65

中村正広先生発表1987年

どのような方に有効なのか?

原因不明の特発性造精機能障害では多くの因子があり確立した治療法はありません。よって血液検査のホルモン数値では低分泌は認められない、いわゆる「治療方法はない」という方が対象です。治療は経験的治療が主体となり、比較的副作用の少ない非内分泌療法からスタートします。

よくある質問

どのくらいの期間服用しますか?

精子が作られるのには、約72日間かかります。このことから薬の効果発現までは約3か月が必要です。服用しながら精液検査を続け、改善度を確認します。

体外受精・顕微授精にも有効ですか?

一般的な数値では評価できない精子の質や授精能力の改善効果も確認されています。数値の変化がなくとも継続し授精能力が高まる可能性があります。