完全自然排卵周期

検査・治療

完全自然排卵周期とは

排卵までお薬は一切使用せず、自然に分泌されるホルモンによって成長した卵胞の排卵時期を予想し、妊娠可能時期に性交渉をもつように指導します。

治療の流れ ~排卵誘発を行った場合~

超音波検査生理10日目~12日目

完全自然排卵周期の場合は排卵誘発剤を使用せず、自然に脳下垂体から分泌される内因性FSHホルモンによって卵胞が成長します。卵胞がどの程度まで発育しているかをこの時期に超音波にて検査することで、排卵日の予想特定を行います。もし、卵胞成長が遅い場合は採血を行いより正確に状態を把握します。

LHサージ誘起生理12日目~13日目(排卵36~40時間前)

卵胞がこの時期まで順調に成長してくると、エストロゲン(E2)ホルモンの上昇に伴い、排卵を促すLHホルモンが急激に上昇します。これをLHサージといい、この後に排卵がおこります。

自然にLHサージを起こす場合

この時期の来院は不要。

確実にLHサージを起こす場合

hCG注射か、点鼻薬(スプレキュア)を用いる。
詳細はLHサージ誘起参照。

性交渉をもつ生理13日目~14日目

医師から事前(超音波検査の日)に指導を受けた日に性交渉をもってください。

黄体補充療法生理14日目以降(排卵後)

黄体機能の低下は妊娠率に大きな悪影響を与えます。この時期の黄体を維持することは、着床環境を整えるために重要です。

黄体補充を行わない場合(自然)

自然に様子をみます。

黄体補充を行う場合

自然に様子をみます。 向下垂体前葉ホルモン剤、卵胞+黄体ホルモン剤、黄体ホルモン膣坐薬、hCG注射、卵胞+黄体ホルモン注射、黄体ホルモン注射を用いる。 詳細は黄体補充療法参照。

妊娠判定生理28日目以降(生理予定開始日以降)

予定開始日を過ぎても生理が来ない場合は妊娠判定を行います。血液検査でhCGホルモンを測定し妊娠を判定します。