LHサージ誘起について

検査・治療

採卵時に卵子を成熟させ受精能力を持たせるためには、卵子の第二減数分裂を再開させることで受精の準備をします。このために必要なのがLHサージです。

1 hCG法の自己注射は注射針でアンプルから液を注入するなど看護師同様の行為が必要なため、事前にWEBにて「自己注射練習」をご予約ください。

2 OHSSとは卵巣過剰刺激症候群といい、排卵誘発剤を使用することにより卵巣が過剰に反応する状態です。卵巣が腫れ、血管から水分が逃げ出し、腹水や胸水などが体の中に溜まります。

3 空胞とは採卵しても卵子がとれなかった場合に使われる表現方法です。卵子は卵胞の中で顆粒膜細胞に包まれて存在しており、LHサージによって卵胞壁から顆粒膜細胞と一緒に剥がれるため、採卵時に針を刺すことで顆粒膜細胞と一緒に卵子を吸引できます。しかしLHサージが起こらないと卵子の成熟が進まず顆粒膜細胞が卵胞壁から剥がれないため吸引時に採卵できないことがあります。 結果卵子未回収となり空胞の原因になります。空胞の原因としては他にもあり、加齢による卵の異常で卵胞の中に卵子が存在していないということもあります。