不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。

子宮鏡検査

不妊症の検査・治療

子宮鏡(ヒステロスコープ)とは

超音波やCT検査などでは観察できない子宮内を特殊カメラで観察します。 子宮鏡とはファイバースコープを子宮口から挿入し、生理食塩水を子宮内に流がしながら子宮内腔を観察する検査です。 スコープの直径が約3mmと細くやわらかいので、検査に伴う痛みは少なく麻酔も必要ないため入院の必要もなく短時間に行うことができます。 原理は胃カメラなどと同じです。頚管部、体部、両側卵管口を確認し、内腔にポリープ、筋腫などの異物がないか、内腔の形態異常がないか、 月経周期に合った子宮内膜の状態かなどを観察します。麻酔や点滴、頚管拡張は必要ありません。 当日はモニターで説明を受けながら子宮の中を見ることができ、終了後すぐに結果を聞くことができます。 内腔観察時間は5分~15分程度です。外来子宮鏡で異常が発見されれば、後日治療が必要となることがあります。
入院、麻酔、点滴 必要なし *麻酔を希望する場合はお知らせください。
所要時間 5分~15分程度
費用 ●子宮鏡のみ 自費¥19,800(税込)
●選択的卵管通水試験も実施する場合 片側:¥28,600(税込) 両側:¥57,200(税込) ※上記の費用には子宮鏡の費用も含まれています。
事前検査 必要なし
子宮鏡の実施時期 月経8日目~排卵2日前まで(出血のある時を除く)
効果 検査を受けられた方の約30%になんらかの異常が発見されます。 着床不全の要因は移植する胚の質だけでなく、 子宮因子も大きく関与していることが考えられます。
注意点 感染症検査を1年以内に実施し、異常がないことを確認してください。 検査2時間前には、食事を済ませていただきます。 月経開始から子宮鏡検査日まで避妊してください。 検査後は、すぐに食事もでき、そのままお仕事に行かれても問題ありません。 当日、あるいは数日間の出血の間は入浴(シャワーは可)、SEXは控えていただきます。
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どのような方に有効なのか?

機能性不妊、習慣流産、着床不全、不正出血を有する方、過多月経の方、月経量が少ない方などが適用対象です。

よくある質問

痛くないですか?

当院で使用している子宮鏡はスコープの直径が3mmタイプの最新式で、 最も柔らかいソフトタイプなので挿入時の痛みはほとんどありません。痛みに対する恐怖心が強い方や不安の強い方には麻酔使用による検査も行えます。

検査後の治療方針はどのようですか?

子宮鏡検査はモニターを見ながら行い、術中に簡単に説明するとともに、 当日検査後に詳しく説明いたします。内腔に突出した筋腫や、ポリープなどが発見された場合には後日手術になることがあります。

検査の成績は?

検査を受けられた方の約30%になんらかの異常が発見されます。 着床不全の要因は移植する胚の質だけでなく、子宮因子も大きく関与していることが考えられます。
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