ポリープ除去(TCR)
不妊症の検査・治療
ポリープ切除術とは
ポリープ切除術とは着床障害の原因となる小さいポリープなどの除去を行う手術です。 当院ではMVA法(真空手動吸引法)という子宮内膜への損傷リスクが少ない方法を採用しています。 また、TCR(子宮鏡下内膜掻把術)も実施可能です。入院 | 必要なし。 |
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麻酔 | 静脈麻酔 |
所要時間 | 手術は5~15分程度。入院は約3時間。 |
費用 | 基本額¥14,190(保険)+使用薬品や処方薬費用が追加 |
事前検査 | 感染症一式¥15,400(税込)(HBs抗原、HCV抗体、RPR、TP抗体、HIV、風疹ウイルス抗体、クラミジアIgA、クラミジアIgG、HTLV-1抗体(PA)、TSH、FT4) |
実施時期 | 月経出血終了後より排卵まで(排卵以降でも実施可能な場合もあります) |
効果 | 海外のデータでは着床率は16%の上昇、妊娠率は19%の上昇を示したと報告されている(国内のデータはありません) |
注意点 | 手術後の出血、下腹部痛が持続することがある。静脈麻酔による頭痛、吐き気など。 |
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どのような方に有効なのか?
子宮内膜エコー所見が不均一な方。内膜ポリープが疑われる方。ポリープ切除術の流れ
- 超音波にて子宮の大きさ、内膜の状態を確認する。
- 静脈麻酔後、へガールを挿入する。
- 子宮底から前面に向かいキューレットを数回行い、終了。
- 術後、超音波で内膜状態の改善を確認する。
よくある質問
痛くないですか?
手術は静脈麻酔を用いて行われますので、術中の痛みはありません。 術後に軽い下腹部痛、出血がありますが、痛み止めで収まります。